DIY、空室対策、業者選び、収益管理、相続・・・、知識ゼロから始めた素人大家が賃貸経営ノウハウをコツコツ積み重ねていくブログです。
父所有のアパート経営を代行して3か月の初心者&見習い大家が、自身の物件所有と専業大家への道を目指して日々の活動を記録してゆきます。
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この週末、襖を貼り替えてきました。
今回はヨメと二人がかりでの作業だったのですが、実際にやってみると結構簡単。
それほどコスト削減効果は大きくないのが残念なくらいですが、こんな小さな出費を
コツコツと抑えていくことも必要です。
襖の貼替で重要なのは二人(以上)で作業すること。
プロならいざ知らず、素人が一人でやっていたら、今頃フスマはシワだらけになって
いたと思います。
逆に、お手伝いさんと必要な道具さえあれば、襖の貼替恐れるに足らず。でした。
まずは、貼り替え前の襖の状態。
表面は、全体的に黄ばんていて、一部破れています。
対して裏面は破れもなく状態も良いので、表面のみを貼り替えることにします。

襖面と木枠のそれぞれに、マスキングテープなどに向き・位置を
書いて貼りつけておきます。
これは、後で枠を外したときに、どの枠なのか・どちらが上なのかが
わかるようにするためです。
ちなみに、右下の写真では襖の表面にテープを貼ってしまいましたが
表面には襖紙を貼るので裏面にテープを貼るのが正解です。

次に木枠を外していきます。
『インテリアバール』を用意しておきましょう。
釘の位置を見つけたら、バールとトンカチで引き抜きます。
この釘は再利用するので、曲げないように引き抜きます。
木枠の釘で、壁などを傷つけないように注意しましょう。

次に引き手金具を外していきます。
『襖用の鋲抜き』があると作業がかなり楽です。
バールで引き手金具を少し起こしてあげると、釘の頭が浮くので・・・

鋲抜きで釘を抜きます。普通、釘は2点打ち込んでいます。
釘は再利用するので無くさないようにしましょう。

これで襖の分解が完了です。

貼り替える襖は、平らな板の上に置きます。
今回は適当な板がなかったので、引き戸を床に置いてクラフト用紙
で敷いたもので代用しました。
可能であれば、テーブル等にベニヤ板を置いて作業台を造ると
作業し易いと思います。

まずは破れを押さえるため、めくれ部分を障子用のりで貼りつけます。

めくれを押さえきれない場合や、穴が空いているような場合には
茶チリ紙で破れ部分を隠してしまいます。

破れが完全に隠れるように茶チリ紙をカットしたら・・・

茶チリ紙のまわりだけにのりを付け、中は浮かせた状態で貼りつけます。
軽く霧吹きをするとピンと張りますが、多少のシワなら気にしなくても大丈夫です。

これで下地の処理は完了です。
今回は、下地が無地だったため破れ補修のみで済ませました。
下地の柄を隠す場合には、茶チリ紙を柄を隠すように貼ります。
この時も、茶チリ紙のまわりだけにのりを付け、中は浮かせた状態で
貼りつけます。

引き続き襖紙を貼っていきます。
のり付面を上にして作業台にふすま紙を広げたら、
ふすま紙には巻型がついているので、上からふすまを乗せて押さえます。

今回選択したので、水でぬらすだけで貼れる再湿ふすま紙。
ホームセンターで「貼り易い」と紹介されていたとおり
貼りつけはかなり簡単です。
ちなみに、柄は無難に無地をチョイスしました。
あまり派手な柄は部屋にそぐわない様な気がしたので・・・
ここらへんは、特にこだわりナシです。
ふすま紙の上にふすまを重ね、上下左右それぞれ1センチずつのりしろを
残してふすま紙をカットします。
カットしたらふすまをどけ、ふすま紙が巻かないように重石でおさえておきましょう。

たっぷりの水で濡らしてのりを戻します。スポンジを使って中心から外側に
向かって水を広げていくのがポイントです。
水の量はふすま紙の説明書をよく読んで、全体にまんべんなく広げましょう。

数分放置し、水が紙になじんできたら、ふすまの表面を下にして
まわりに1センチづつのりしろが余るようにふすま紙の上に重ねて置きます。

ふすまを裏返したら、のりしろ部分をしっかり折り付け、ふすまのまわりを
しっかり押さえつけます。中央部は押さえなくて構いません。
また、大抵のシワは乾けばピンと張りますが、あまりにシワが大きい場合には、
のりしろを折り付ける前に一度はがしてのばしましょう。

のりしろ部分をしっかり折って押さえたら、四隅の余りはカットしておきましょう。

このまま壁などに立てかけておけば、数時間で乾燥してピンと張ります。
(乾燥時間は天気や風通しなどに左右されると思います。)
乾いてピンと張ったら、引き手金具を埋め込む穴をあけます。
手探りでヘコんだ部分を探し、穴の位置に放射状に切り込みを入れます。

引き手用の釘打ちを使って、引き手金具を釘で打ち込みます。
釘は引き手の上下の2点です。

上下左右を確認しながら、木枠を元の位置に釘穴を合わせて打ち込みます。
ここで元の位置の木枠を使用しないと、釘穴の位置は合いません。

以上で貼り替え作業は完了。キレイに貼れました!
【前】 【後】

完成写真はコチラ。

まあ、元が汚かったので、真っ白になってくれて満足です!
無地ではなく柄物だったら、柄の位置を合わせなければいけないので、
もう少し気を使った作業になったかもしれません。
■まとめ
【作業の範囲】
ふすま貼り替え : 4枚(普通サイズ、表面のみ貼替)
【かかった時間】
約4~5時間
【費用】
ふすま紙(普通サイズ) :1,794円(4枚分)
茶チリ :277円
撫でブラシ :697円
スポンジ :180円
障子のり :125円(150g)
引き手・縁釘打ち :197円
鋲抜き :777円(180mm)
インテリア用バール :1,080円(200V型)
クラフト用紙 :248円(作業台用)
----------------------------------
合計 5,375円
でした。
今回はヨメと二人がかりでの作業だったのですが、実際にやってみると結構簡単。
それほどコスト削減効果は大きくないのが残念なくらいですが、こんな小さな出費を
コツコツと抑えていくことも必要です。
襖の貼替で重要なのは二人(以上)で作業すること。
プロならいざ知らず、素人が一人でやっていたら、今頃フスマはシワだらけになって
いたと思います。
逆に、お手伝いさんと必要な道具さえあれば、襖の貼替恐れるに足らず。でした。
まずは、貼り替え前の襖の状態。
表面は、全体的に黄ばんていて、一部破れています。
対して裏面は破れもなく状態も良いので、表面のみを貼り替えることにします。
襖面と木枠のそれぞれに、マスキングテープなどに向き・位置を
書いて貼りつけておきます。
これは、後で枠を外したときに、どの枠なのか・どちらが上なのかが
わかるようにするためです。
ちなみに、右下の写真では襖の表面にテープを貼ってしまいましたが
表面には襖紙を貼るので裏面にテープを貼るのが正解です。
次に木枠を外していきます。
『インテリアバール』を用意しておきましょう。
釘の位置を見つけたら、バールとトンカチで引き抜きます。
この釘は再利用するので、曲げないように引き抜きます。
木枠の釘で、壁などを傷つけないように注意しましょう。
次に引き手金具を外していきます。
『襖用の鋲抜き』があると作業がかなり楽です。
バールで引き手金具を少し起こしてあげると、釘の頭が浮くので・・・
鋲抜きで釘を抜きます。普通、釘は2点打ち込んでいます。
釘は再利用するので無くさないようにしましょう。
これで襖の分解が完了です。
貼り替える襖は、平らな板の上に置きます。
今回は適当な板がなかったので、引き戸を床に置いてクラフト用紙
で敷いたもので代用しました。
可能であれば、テーブル等にベニヤ板を置いて作業台を造ると
作業し易いと思います。
まずは破れを押さえるため、めくれ部分を障子用のりで貼りつけます。
めくれを押さえきれない場合や、穴が空いているような場合には
茶チリ紙で破れ部分を隠してしまいます。
破れが完全に隠れるように茶チリ紙をカットしたら・・・
茶チリ紙のまわりだけにのりを付け、中は浮かせた状態で貼りつけます。
軽く霧吹きをするとピンと張りますが、多少のシワなら気にしなくても大丈夫です。
これで下地の処理は完了です。
今回は、下地が無地だったため破れ補修のみで済ませました。
下地の柄を隠す場合には、茶チリ紙を柄を隠すように貼ります。
この時も、茶チリ紙のまわりだけにのりを付け、中は浮かせた状態で
貼りつけます。
引き続き襖紙を貼っていきます。
のり付面を上にして作業台にふすま紙を広げたら、
ふすま紙には巻型がついているので、上からふすまを乗せて押さえます。
今回選択したので、水でぬらすだけで貼れる再湿ふすま紙。
ホームセンターで「貼り易い」と紹介されていたとおり
貼りつけはかなり簡単です。
ちなみに、柄は無難に無地をチョイスしました。
あまり派手な柄は部屋にそぐわない様な気がしたので・・・
ここらへんは、特にこだわりナシです。
ふすま紙の上にふすまを重ね、上下左右それぞれ1センチずつのりしろを
残してふすま紙をカットします。
カットしたらふすまをどけ、ふすま紙が巻かないように重石でおさえておきましょう。
たっぷりの水で濡らしてのりを戻します。スポンジを使って中心から外側に
向かって水を広げていくのがポイントです。
水の量はふすま紙の説明書をよく読んで、全体にまんべんなく広げましょう。
数分放置し、水が紙になじんできたら、ふすまの表面を下にして
まわりに1センチづつのりしろが余るようにふすま紙の上に重ねて置きます。
ふすまを裏返したら、のりしろ部分をしっかり折り付け、ふすまのまわりを
しっかり押さえつけます。中央部は押さえなくて構いません。
また、大抵のシワは乾けばピンと張りますが、あまりにシワが大きい場合には、
のりしろを折り付ける前に一度はがしてのばしましょう。
のりしろ部分をしっかり折って押さえたら、四隅の余りはカットしておきましょう。
このまま壁などに立てかけておけば、数時間で乾燥してピンと張ります。
(乾燥時間は天気や風通しなどに左右されると思います。)
乾いてピンと張ったら、引き手金具を埋め込む穴をあけます。
手探りでヘコんだ部分を探し、穴の位置に放射状に切り込みを入れます。
引き手用の釘打ちを使って、引き手金具を釘で打ち込みます。
釘は引き手の上下の2点です。
上下左右を確認しながら、木枠を元の位置に釘穴を合わせて打ち込みます。
ここで元の位置の木枠を使用しないと、釘穴の位置は合いません。
以上で貼り替え作業は完了。キレイに貼れました!
【前】 【後】
完成写真はコチラ。
まあ、元が汚かったので、真っ白になってくれて満足です!
無地ではなく柄物だったら、柄の位置を合わせなければいけないので、
もう少し気を使った作業になったかもしれません。
■まとめ
【作業の範囲】
ふすま貼り替え : 4枚(普通サイズ、表面のみ貼替)
【かかった時間】
約4~5時間
【費用】
ふすま紙(普通サイズ) :1,794円(4枚分)
茶チリ :277円
撫でブラシ :697円
スポンジ :180円
障子のり :125円(150g)
引き手・縁釘打ち :197円
鋲抜き :777円(180mm)
インテリア用バール :1,080円(200V型)
クラフト用紙 :248円(作業台用)
----------------------------------
合計 5,375円
でした。
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自己紹介:
福岡市内在住の30代です。
ある日突然、不動産投資に目覚めてしまい、知識ゼロ・経験ゼロから憧れの大家さん業をめざして、現在修行中の身です。
学んだこと、経験したことをコツコツとブログに記録していこうと思っています。
目指すは専業大家さん!
どうなる俺???
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